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Author Archive for sayama

sayama 2017年11月08日掲載事例集

ある地域の民生委員さんが相談に来られました。

Cさんという独り暮らしの70歳の女性の家から不快なにおいがするという苦情があり見に行ったところ、家の中はごみというごみが散乱し、野良猫、ゴキブリ、ねずみが運動会をしていました。
でも肝心のCさん本人は全然平気のようです。介護保険でヘルパーさんに掃除、食事の用意をしてもらったり、風呂に入れてもらったりすればいいはずなのに、本人は頑として受け付けません。預金通帳や、お金も部屋のあちこちに落ちてます。

【対策】

おそらく認知症を発症していますので、このままですと悪質な訪問販売業者に騙されたりする恐れもありますし、衛生面からもCさんの健康状態への影響が心配されます。

よって法定後見の申し立てをして家庭裁判所に後見人を選任してもらいます。
その後見人が裁判所の監督の下、Cさんの身上面、財産面の保護、管理をします。ただこのケースも元気なうちに任意後見契約を結んでおく必要があったでしょう。

上品で聡明だった母が．．．

sayama 2017年11月08日掲載事例集

独り暮らしの72歳のDさんは昔から上品で聡明な女性でそれでいて、4人の子供を厳しくも立派に育て上げたたくましき母でした。しかし夫を亡くしてから次第に様子がおかしくなってきました。
買い物の帰り道に迷ったり、食事の支度も面倒といってやらなくなったり、「物が盗られた！」と騒ぎ立てることがたびたび見られるようになりました。

子どもたちはDさんとの同居は選ばず、低料金を考えて狭くて汚いとあまり地元でも評判の良くない施設に預けることに決めました。
夫ともに苦労して築いた広い自宅や相応の預金もあるDさんからしてみれば、きちんとした有料老人ホームにでも十分入れるはずなのに、認知症が進んでしまった今となっては自分の財産を自分のために好きなように使う能力も失われています。
子供たちの悪環境の施設入所の提案を断るすべもありません。

【対策】

元気なうちに任意後見契約を結んでおく必要がありました。

「もし認知症になったらこの人に面倒を見てもらいたい」という人に任意後見人になってもらい、介護の方法などの希望も契約に盛り込むことも可能だったのです。

母さんのためにやってるのに！

sayama 2017年11月08日掲載事例集

リウマチを患っていた65歳の女性Ｆさんはほどなく車いすでの生活を強いられるようになりました。
それ以降は同居している長女に預金通帳と印鑑を預け、公共料金の支払い、年金の引出し等、財産管理を任せていました。

Ｆさんと長女は話し合い、車いすで生活しやすいように自宅をバリアフリー仕様に改築することにしました。Ｆさんは改築費に充てるため、所有していた一筆の土地を売りました。
改築したおかげでＦさんも、面倒をみる長女のほうも非常に動きやすく快適になりました。

しばらくたったある日、長女は妹の家に呼ばれたので行くとそこには弟2人も揃っていました。開口一番、「姉さん、母さんの財産を勝手に好き放題使っているだろう。自宅もリフォームしちゃって、年金だって勝手に使ってるらしいじゃないか！」
「すべて母さんのために母さんと話し合ってやってることなのよ！」長女がいくら事情を話してもわかってくれません。

【対策】
財産管理等委任契約を結んでおくとよかったでしょう。

その契約書を見せるのと見せないとでは兄弟たちの受ける印象もちがいます。しかも公正証書にしておくとさらに強力な印象を与えます。

公正証書にするもう一つの理由は金融機関対策です。金融機関によっては受任者が本人に頼まれて本人名義の預金を引き出そうとした場合、公正証書にした財産管理等委任契約書がないと、拒否することもあるからです。

悪質リフォーム

sayama 2017年11月08日掲載事例集

「自宅をリフォームしたから見においで」と69歳の一人暮らしの母親Ｈさんの家に久々に遊びに行った娘のＪさん。

「リフォームってどこ？」「わからないの？ほらここよ。最新式よ！」と指されたのは勝手口の扉。
たしかに隙間風が吹いていた以前の扉は新しい扉に付け変わっていたけど、とりたてて特別なものとも思えずどこにでもありそうなものだった。
「あとは？」「そこだけよ。」「で、いくらしたの？」「150万よ。」「．．．．．．(絶句)」

よくよく聞いてみるとそれだけではなく、訪問販売の人を家に上げては浄水器、羽毛布団、着物などあるわあるわ、次々に契約していました。貯金通帳を見ると、1000万くらいあったはずがもう100万を切っていました。

【対策】
認知症が始まっているかもしれません。症状が進んでいれば法定後見の申し立てを家庭裁判所にします。

裁判所が選任した後見人が裁判所の監督のもとＨさんに代わって財産管理や身上監護をします。
法定後見人には取消権という強力な権限がありますので、もしこの先、悪質な訪問販売に騙されてもその契約を取り消すことが出来ます。

ただ後見人選任前のものは、後見人は取り消せません。売買契約時に本人が認知症であったことを証明し、契約締結能力が無いゆえの契約無効を主張するしかありません。
しかし実際認知症であったことを証明することは難しいし、相手もおいそれとは応じませんので裁判になる可能性もあり費用や時間もかかってしまい現実は難しいところです。

テレビ朝日「しくじり先生」の法律監修をさせて頂きました！

sayama 2017年08月15日掲載お知らせ

９月１７日（ＰＭ９：５８～）放送予定のテレビ朝日「しくじり先生　俺みたいになるな！」でオリエンタルラジオ中田敦彦さんが行う「終活の授業」の遺言書について法律監修をさせて頂きました。

雑誌「アエラ」（本日発売）に載りました！

sayama 2017年06月12日掲載お知らせ

年頭のフェイスブックでもお伝えした「１月５日ゆいごんの日」制定キャンペーン（日本財団遺贈寄付サポートセンターさん主催）で行なった講演風景です。

まだ少し残席あります

sayama 2016年06月27日掲載お知らせ

一般参加okの本日開催の下記セミナーについてまだ少し残席があるそうなのでお知らせします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　記

『日本士業家界スーパースリープレミアム講演会
「専門家の落とし穴　なぜあの人は食えないのか」
若い士業家・起業家など挑戦する若い人たちを応援します。
いまでは、日本の各士業家界※スーパースリーといわれるこの３人が
どんな失敗から何を学び、どうやって今にいたったか。
大きなヒントをつかんでください。』

　６月２７日（月）１９：００－２１：００
　　名古屋市中村区名駅南１丁目１２７
　　　オリファビル２階　ルームＢ（http://action-labo.net)
　　　参加費　３０００円　定員４０名

講師　谷口雅和　税理士　
　　　松室憲治　社会保険労務士
　　　佐山和弘　行政書士

※注！実際は谷口さん、松室さんのスーパーツー＋おまけ（私佐山）です^^;

お申込みは、
（一社）日本士志の會ホームページもしくはフェイスブックページからお願いします。

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sayama 2015年12月11日掲載 HOME

さやま法務コンサルティングは相続と遺言書の専門家です

さやま法務コンサルティング・相続と遺言書の相談

【弊事務所が選ばれる７つの理由】

❶ 相続専門行政書士事務所としての２０００件を超える実務経験！
相続の悩みは十人十色です。机上の法律だけでは通用しません。数多くの相続の現場を知る経験値が物を言います。
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単なる手続き屋ではございません。宜しければお話しを聞かせてください。
※ 参考動画 →「家族を亡くしたばかりでおつらい方へ」
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会社勤めの方もご安心ください。
❹ ＺＯＯＭ対応（顔出しのみ）も可能です！
新型コロナウィルス感染防止の一環として適宜「ZOOM」でも対応させて頂きます。ご希望の方は「ZOOM希望」とお伝えください。後日、面談日までにミーティングIDとパスコードを送信させて頂きます。最初の設定や、使い方については公式サイトhttps://support.zoom.us/hc/jaをご参照ください。
❺ 明朗会計！前金・手付金は頂いておりません！（一部除く）
「費用がいくら位かかるのか？」についてはお客様のほうから訊きづらいものですが、ご安心ください。ヒアリングをもとにお客様にとって何が必要で何が必要じゃないのかを具体的にお伝えした上で、こちらから概算見積額を示し、説明させて頂きます。業務依頼をするしないについてはその上でご検討ください。
❻ 初回の相談は30分まで無料！
上記以外の相談料は10分1000円（税別）ですが、正式に業務依頼をされたお客様に相談料はかかりません。
❼ ワンストップ対応！税理士はじめ、終活関連の専門家もご紹介できます！
必要に応じて経験豊富な他士業専門家（例：税理士、司法書士、弁護士、社労士等々）と連携しますのでお客様があらためて探す必要はありません。また、信頼できる終活関連のプロフェッショナル（例：保険屋さん、不動産屋さん、葬儀屋さん、仏壇屋さん、墓石屋さん等々）もご紹介できます。

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恐れ入りますが下記の方にはお役に立てません

❶「相続はどこに依頼しても同じ」と思っている方
❷ とにかく安く済ませたい方
❸ 値切る方
❹ 知識や情報だけを得たい方

～お客様から生の声（一部）を頂きました～

倉元様、有難うございます。相続を無事に終えられたのは、何よりも倉元様の誠実な対応（他の相続人様に対する）が大きな要因だったと思います。

K様、有難うございます。相続手続き（東海市にある実家の名義変更、ゆうちょ銀行の貯金払戻等）でしたが、相続人確定調査の結果、Ｋ様以外に相続人はいませんでしたので遺産分割協議をする必要がなく、無事終えることができました。もし、今後実家の売却をお考えの際はまた何なりとご相談くださいね。
※美味しいお酒を戴き有難うございました。K様ご夫妻の仲睦まじさがとても印象的でした。我が夫婦の良き手本にさせて頂きます。また愛知にお越しの際は、ぜひぜひお声掛けくださいね。

S様、有難うございます。たしかに相続手続きをすべて相続人様ご自身で行うのは大変かもしれませんね。それにしましてもS様、カーブスに通われるなんてイイですね！私佐山も負けじと筋トレでも始めてみようかな。

M様、有難うございます。M様のように家族仲が良くても油断せず、万一に備えて遺言書を作っておけば、相続を迎えても安心です。「孫や曾孫に手料理をふるまうのが何よりの楽しみなのよ！」と笑顔でおっしゃる等、とてもチャーミングなM様でした。

a様、有難うございます。いつも元気いっぱいのお母様にもどうぞよろしくお伝えくださいね。２０２４年から相続登記が義務化になりますが、aさんのように今のうちに自宅の名義変更をやっておけば安心です。

k様、ありがとうございます。きっと天国の妹さんもホッとされていると思います。相続人の確定（全国各地から戸籍謄本・除籍謄本類を取得する）が済むまで少し時間がかかりましたが、とにかく無事終わってよかったですね。

Ｋ様、有難うございます。相続手続き（自宅マンションの名義変更、銀行預金の払戻）を無事終えることが出来ました。何より相続人全員（K様はじめお子さんたち）の皆様のご協力の賜物だと思います。きっと天国のご主人も安心されていると思います。これでまたゆっくりご趣味のレース編みができればいいですね。

Ｎ様、有難うございます。おっしゃるとおり相続財産が、たとえわずかな土地だけでも遺言書を作っておけばスムーズに名義変更が出来ます。
今回のように施設に入っていても遺言能力が十分にあれば公証人に出張してもらい公正証書遺言が作成できます。

Y様、有難うございます。ある銀行の預金払い戻し手続きに少し時間を取られましたが、無事に相続手続き（家の名義変更等）を終えることが出来ました。天国の奥様もきっとホッとされていると思います。
Y様の手作りホットケーキの美味しさが忘れられません！またゆっくりお会いしたいですね。息子さんにも宜しくお伝え下さい。