介護の限界

妻に先立たれた65歳のBさんは認知症を発症しました。当初は長男の嫁が献身的に介護していましたが、やがてBさんの症状が進行するにつれ疲弊し、介護を放棄してしまいました。長男も仕事を言い訳に見て見ぬふりでした。
Bさんはかつて「○△の人たちすごく感じがいいので、もしボケたら○△の施設に入りたい。」という希望を持っていたが認知症が進んでしまった今となってはその思いを伝えることもできません。

【対策】

もう手遅れですが、認知症が発症する前の元気な時に任意後見契約を結んでいれば、こんなことにはならなかったでしょう。
そうしていればもちろん希望である「○△の施設に入りたい」というのも契約に盛り込めました。

クリックするとそれぞれ新しいタブで拡大表示します