あれほど嫌だと言ったのに!

数年前、Bさんは交通事故で亡くなりました。

Bさんは生前から「無用な延命治療は絶対嫌だ!」と口癖のように言っており、自身でその旨を文書に残しておいてありました。

事故の一報を聞いた妻のCさんが病院に駆けつけてその文書をすぐ医師に見せたところ、「本当に本人が書いたものとは信用できない」と言われ、さらに、延命を望んだ他の親族の強い意向もあって、Bさんの一番恐れていた2年間にもわたる「植物状態」を経ての逝去でした。

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